合同研修会の開催
家づくり・家守りは工務店+大工+専門工事業者によって成り立ちます。名工家では年に一度、各社の大工、専門工事業者が一堂に会し、合同研修会(安全大会)を開始しています。
安全大会趣旨

縮小化する住宅市場の中で、工務店を中心とした地域の住宅生産チームの役割を自覚的に自己運動化する時期を迎えています。
「名工家」は、住環境向上事業協同組合(略称SAREX)に集う工務店たちが、今後の工務店の有り様を検討する中で生まれました。
多くの工務店が市場縮小の中で消滅しています。この影には管理工務店の不在となった「残宅」があります。また、業法の厳格化や高齢化などで元請さんたちが、仕事はあるのに受注できない、といった状況も生まれています。
こうした状況の中で、工務店同士が競合し合うのではなく、むしろ共通化、共有化しうる部分を発見し、そのネットワークによる安心感を醸成していくことが、顧客の安心と信頼を得る、という時代に入りつつあります。
競合しつつ共有するといった「アソシエイト」なネットワークが「名工家」なのです。 また、「名工家」は元請工事の単なる工務店の小規模ネットワークではなく、地域における家づくり・家守りのチームづくりの再編成のためのプロジェクトとして検討を進めてきました。
そして、その第一ステップとして、工務店3社のネットワークによる、地域の生産者(専門工事業者)を含めた合同研修会(安全大会)を開催します。
工務店レベルだけでなく、専門工事業者の方々にも地域における自社の存在価値を絶えず問い、互いに情報交流を行い、顧客満足度の高い家づくりに参画し、その満足度の持続性を担保するための家守りの仕組みに「チーム」として関わっていく、ということを目標としています。また、このためには各工務店に所属していた人材のコンバートや育成の試みも必要とされてきます。
そうした今後の地域住宅市場での木造住宅生産チームの課題を共有化するという試みを開始する第一歩が今回の研修会といっていいでしょう。
画期的な地域内工務店の共同化の一歩だと思っています。
協力業者との約束
馴れ合いを排除するために年一回、優良工事業者評定を行っています。
また、名工家協力工事統一約款により、名工家協力業者としての遵守事項を約束し合います。

活動録
- 2011年4月22日
- 「名工家合同安全大会2011」開催しました。
- 2011年4月22日
- 名工家「現場マナーマニュアル」が完成しました。
- 2011年4月22日
- 協力工事統一約款が改訂されました。
- 2011年3月31日
- 2010年度第5回名工家代表者会議
- 2011年3月3日
- 2010年度第6回現場監督会議
- 2011年2月14日
- 2010年度第5回現場監督会議
- 2011年1月31日
- 名工家、東京家づくり工務店の会意見交換会
- 2011年1月26日
- 2010年度第4回現場監督会議
- 2010年12月8日
- 2010年度第3回現場監督会議
- 2010年11月2日
- 2010年度第2回現場監督会議
- 2010年10月28日
- 2010年度第4回名工家代表者会議
- 2010年9月13日
- 2010年度第1回現場監督会議
- 2010年8月23日
- 2010年度第3回名工家代表者会議
- 2010年7月16日
- 2010年度第2回名工家代表者会議
- 2010年5月24日
- 2010年度第1回名工家代表者会議